カリブ海に浮かぶヒスパニョーラ島の東部分を占めるドミニカ共和国におけるエコツアー情報を案内しています
コンスタンサから約37kmのところにあるこの場所は1989年に動植物保護区として指定され、Progressio Foundationという団体が管理している。 現在までに680種以上の植物と59種の野鳥が確認され、ここヒスパニョーラ島でしか見られない固有種や絶滅の恐れのある種も含まれている。まだ学名の付けられていない種も発見できるかもしれない。 この保護区内にある山小屋(ビジターセンター)には自然環境に関する情報提供や蝶の地域固有種を展示しているので、動植物に興味のある人は、是非足を伸ばして欲しい。また、、ハイキングでかいた汗はひんやりとしたアロジャソー川の水でさっぱり流そう。
コンスタンサから北東へ約10km行くとラ・クラタという谷があり、そこから松林に囲まれたシダの茂みを8kmほど南へ行くと、原住民のタイノ族が描いたとされる巨大遺跡(壁画)が現れる。ここは、ラ・ピエドゥラ・レトラーダ(書かれた石)と呼ばれ、500年以上も前に住んでいたタイノ族にとって神聖な場所か寺院だったとされている。 ここに行く途中、質の高い野菜やイチゴの畑あたり一面に見られる。コンスタンサがドミニカ共和国の野菜の約75%を生産していることが、理解できるであろう。
2月は数々のカーニバルが国内各地で開かれる時期。その中でも、ラ・ベガで行われるカーニバル・ベガノは一番の人気。カラフルなマスクや衣装をまとったモンスター達が躍りながら次々と現れ、見る目を楽しませてくれるが、ボーっとしていると、モンスターに布製のボールのようなもので思い切り叩かれるので注意!冗談抜きにかなり痛い。
冒険を楽しみたい人にお勧めなのは、カリブで最も長い川である北ジャケ川でのラフティング。冷たい白いしぶきに打たれながら、岩を避けながらこぐラフティングは、エキサイトそのもの。プロのガイドが付いているので、初心者でも体験できる。
ハラバコアに来たら、ヒメノア水力発電ダムから流れ落ちるヒメノアの滝を見に行こう。ちょっとスリリングな木製のつり橋の上から見る落差30mの滝は迫力満点。ここまで、マウンテンバイクで行くツアーがあるので、健脚な人は挑戦して欲しい。。 なお、ヒメノア川上流からヒメノアの滝に向かって、カヌーツアーもある。ラフティングはちょっと怖いけど冒険したいという人にお勧め。