ドミニカ共和国 エコツアー情報
カリブ海に浮かぶヒスパニョーラ島の東部分を占めるドミニカ共和国におけるエコツアー情報を案内しています本文へジャンプ
 

首都&中央高山部


首都であるサント・ドミンゴはカリブ諸国の中で最も活動的な都市で、政治やビジネスやの中心地。近隣に位置するビーチは、忙しい市民にとっての絶好の憩いの場。また、カリブのアルプスとも言われる中央山脈は、避暑地としても人気が高い。

Santo Domingo/サント・ドミンゴ
サント・ドミンゴは、新世界(新大陸)の中で最も古い都市であるとともに、ドミニカ共和国の首都として、経済活動が最も活発で近代的な都市。近年、市内には次々と高層マンションやショッピングセンターが建てられ、その様相は目まぐるしく変化している。ここでは、古代の街並みや歴史的建造物だけでなく、近代的な街でショッピング、グルメなども楽しめる。

行き方

ラス・アメリカス国際空港から、タクシーで30分、1000ペソ程度。タクシーにはメーターが無いので、乗車前に値段を交渉しておくこと。

市内の回り方

市内では以下の交通手段が有効であるが、基本的に「安い=危険」であることを念頭に入れて行動したい。特に市内の地理に慣れていない旅行者は、ホテルでタクシーを手配してもらうのが一番安全である。

無線タクシー:最も安全な乗り物であるが、TAXIのサインがないため普通の車と見分けはつかない(旧市街地等の観光地やホテルで呼ぶタクシーはTAXIのサインがあるが、無線タクシーより割高)。道路でタクシーを拾うことは難しいが、無線タクシーは電話1本ですぐに迎えに来てくれる。メーターはついていないので、乗る前に運賃を交渉するなどして確かめておくこと。初乗り運賃(約10-15分程度)は130ペソ前後。

プブリコ/コンチョ:乗用車に運転手を含め前3人、後ろ4人まで詰め込む乗合いタクシーで、決まったルートを行ったり来たりする。ルート上であれば、好きなところで乗り降りできるのが利点だが、窮屈な上、エアコンがないため乗り心地はよくなく、またスリに遭う等の危険も多い。距離により運賃が異なるが、12ペソ~30ペソ程度と割安。モトコンチョはコンチョのバイクバージョン。

グアグア:小型乗合いバスで、コンチョと同様にルートが決まっており、そのルート上では好きなところで乗り降りできる。しかし、乗客を過剰に詰め込む傾向がある上、運転が荒く、エアコンもない。コンチョのルートよりも遠方へ行くのに適する。15ペソ~

オムサ(OMSA):大型乗合いバス。日本のバスのように指定されたバス停にしか止まらないが、車内が満員だとバス停で人が待っていても勝手に通過されることがある。クーラーつきは10ペソ、なしは5ペソ。運転は荒いが、乗り心地はグアグアやコンチョに比べて良い。日本のように車内アナウンスはないので、事前に降りる場所を知っておく必要がある。時刻表は無いが、数分~20分程度間隔で運行している。

地下鉄:2008年から運行開始。


周辺の見所

旧市街:Zona Colonial/ソナ・コロニアル
文化広場:Plaza de la Cultura/プラザ・デ・ラ・クルトゥラ
コロンブスの灯台:Faro a Colon/ファロ・ア・コロン
洞窟と池:Los Tres Ojos/ロス・トレス・オホス(3つの目)
国立水族館:Acuario Nacional/アクアリオ・ナシオナル
国立熱帯植物園:Jardin Botanico Nacional/ハルディン・ボタニコ・ナシオナル
動物園:Paruque Zoologico/パルケ・ズーロヒコ
博物館:ラリマール博物館
博物館:琥珀(こはく)博物館
野球観戦:Estadio Quiskeya/キスケージャスタジアム


Boca Chica/ボカ・チカ

白い砂浜のボカチカの海は、岩礁が保護され波が弱く遠浅のため、子供でも充分楽しめる。週末は近場のレジャーを求めて多くのサントドミンゴ市民で混雑しているが、週末は比較的静かである。乗馬、サイクリング、スノーケリング、バナナボート、カヤック、ウィンドサーフィン、釣り、サルサ・メレンゲのダンス、ジェットスキー、カジノ、サント・ドミンゴ市内ツアー、ゴルフ、買い物(特に値下げ交渉が面白い)、ビーチでのマッサージやブレードヘア(細かな三つ編み)へ変身などなどボカ・チカのビーチではできないことがないくらい、多種多様なアクティビティができる。
なお、ダイビングを楽しみたい人のために、主要なホテルでPADI取得のためのプールレッスンや南海岸でのダイビングツアーをアレンジしてくれる。サンゴ礁や熱帯魚を見たいなら、「サオナ島」や「カタリーナ島」がベスト。また、ラ・カレタ海底公園で沈んだ難破船を探検するのもよい。

行き方

ラス・アメリカス国際空港から東へ車で約20分。ラ・ロマナ国際空港から西へ車で約1時間。どちらからもタクシーが利用可能。

市内の回り方

ボカ・チカは小さい街なので、徒歩でショッピングや食事が楽しめる。

周辺の見所

ボカ・チカだけでは物足りない人は、周辺ホテルが用意するガイド付きツアーに参加してみては。ジープ・サファリによる自然観察、サント・ドミンゴ市内観光、サオナ島、カタリーナ島の周遊、乗馬ツアー、ハラバコアでのラフティングなど様々なツアーからお気に入りを選びたい。


Juan Dolio/フアン・ドリオ
首都から近く、ボカチカよりも静かなビーチを望む人はフアン・ドリオへ。ホテル前のビーチは波が穏やかなのでスノーケリングに適する。また、主要なホテルにはPADI取得のためのダイビングレッスンを受けられるショップが入っている。約1時間車で行ったところにある有名スポット「カタリーナ島」でダイブするのもよし、海底に沈んだ難破船ターニャ5号を探検するのもよし。初心者はプールでレッスンを受けられる。
マリンスポーツだけでなく、フアン・ドリオやここよりやや先の漁師の村グアヤカネスで、日の出や日の入り時にビーチを散策して、潮風にあたるのも気持ちいい。また、海岸と林の中の乗馬ツアーもある。レッスン付きなので初心者でも子供でも大丈夫。乗馬とともにハイキングやカタリーナ島まで周遊できる欲張りツアーもある。

行き方

ラス・アメリカス国際空港から東へ車で約30分。ラ・ロマナ国際空港から西へ車で約45分。どちらからもタクシーが利用可能。

市内の回り方

フアンドリオの海岸道路は交通量が少なく静かなため、歩いて回ることができる。

周辺の見所

鍾乳洞:La Cueva de las Maravillas/ラ・クエバ・デ・ラス・マラビージャス
野球観戦/サン・ペドロ・デ・マコリス球場
なお、ボカ・チカ発と同様のツアーがフアン・ドリオからも可能。


Constanza/コンスタンサ
コンスタンサは高原に位置し、フルーツ、野菜、花の栽培が盛んである。農園や森林で高原の爽やかな空気を満喫しながら、甘いイチゴを堪能しよう。気温はたまに氷点下になることもあるので、服装には注意したい。

行き方

サンチアゴにあるシバオ国際空港から車で約1.5時間。なお、コンスタンサまでの道のりは、道路が舗装されていない山道であるため、4WD 以外の車での移動は難しい。

市内の回り方

レンタカーで回るのがベスト。現地ツアーに参加するのも良い。


周辺の見所

白水の滝:El Salto de Aguas Blancas/エル・サルト・デ・アグアス・ブランカス
動植物保護区:Reserva Cientifica Ebano Verde/エバノ・ベルデ動植物保護区
国立公園:Parque Nacional Valle Nuevo/バジェ・ヌエボ動植物保護区
タイノ遺跡:La Piedra Letrada/ラ・ピエドゥラ・レトラーダ
カーニバル:Carnaval Vegano/ベガノ・カーニバル


Jarabacoa/ハラバコア
 ハラバコアはカリブ諸国の中で最も高い中央山脈の谷部に位置し、フレッシュな空気の中でパラグライダー、マウンテンバイク、乗馬、トレッキング、野鳥観察などのアクティビティが楽しめる。(2003年にマウンテンバイクの全米杯が開催された)
 また、ハラバコアにはヒメノア川とジャケ・デル・ノルテ川という二つの川が流れ、ここを中心にラフティングやカスケーディングなどのスポーツが楽しめる。

行き方

サンチアゴにあるシバオ国際空港から車で約1時間。サントドミンゴからは、カリベツアーのバスがハラバコアまで運行している。

市内の回り方

レンタカーで回るのがベスト。現地ツアーに参加するのも良い。

周辺の見所

カリブ最長の川:Rio Yaque del Norte/北ジャケ川
滝:Salto de Jimenoa/ヒメノアの滝
滝:Salto de Baiguate/バイグアテの滝
カリブ最高峰の山:Pico Duarte/ピコ・ドゥアルテ山
カーニバル:Carnaval Vegano/ベガノ・カーニバル





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